唐沢彰太について

こちらでは、プロリハ研究サロンを運営しております、

<唐沢彰太>

について紹介させていただきます。
「どんな人がプロリハ研究サロンを運営しているんだろう?」
と思った時にご参考ください。

勉強しててよかったと思える経験が出来るように、質の高い幅広く使える情報を届けたいと思っています。

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リハビリは【上手くなる】

 勉強しなさい、本を読みなさい、論文を書きなさい…PT/OT/STは常にこのようなプレッシャーがかかっています。
 私は今まで1000人弱の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方の教育に携わってきました。一人一人個性があり、

  • 勉強が好きな人
  • 本を読むのが好きな人
  • 学会でたくさん発表してる人
  • 毎週のようにセミナーに参加している人

いろいろな人がいました。また同時に、

  • 勉強が苦手な人
  • 本が苦手な人
  • 人前で話すのが苦手な人
  • プライベートを大事にしたい人

みんながみんな勉強したい!楽しい!と思える人ではないことも知りました。その方々には共通していることがあって、「教えてもらうのが一番身になる」と教えてくれました。確かに本は読み手によって解釈は変わりますし、勉強方法だって一人一人やり方があります。プライベートを大事にしたい人は学びに時間をさける時間が限られています。

このことから私は、一人でも多くのPT/OT/STの方がリハビリが上手くなって欲しいと思うようになりました。頭が良いとか勉強ができるとかは関係なく、継続してやっていくことはスキルが上がっていくように、リハビリの仕事を長く続けていけば必ずリハビリは上手くなります。
その上達の仕方や方法が人それぞれであるため、私はオンラインサロンという形で多くの方がコミュニケーションを取れる場を作りたいと思っています。

経歴

2010年 理学療法士免許取得
2010年 回復期リハビリテーション入職
2015年 保険外リハビリテーション入職
2016年 脳卒中認定理学療法士取得

執筆

2015年 「臨床は、とまらない」(協同医書出版)
2020年 「傷ついた脳の声が聞こえているか」(みらい学芸社)
2021年 「ロジカルアナリシス」(プロリハ研究サロン)

勉強を始めるきっかけ

勉強会の講師として招かれた時に、

「どれくらい勉強しているんですか?」

と聞かれたことがあります。私自身、学生の頃は勉強はどちらかと言えば嫌いで、お世辞でも勉強熱心とは言えませんでした。

 そんな私が勉強することの楽しさに気付いたのは、学生の頃の最後の実習で【認知神経リハビリテーション】と出会ったことがきっかけでした。昔から本を読むことは好きでしたが勉強は好きではなかった私は、認知神経リハビリテーションを勉強されていた理学療法士の方に出会ったことがきっかけで、脳に興味を持ち始めました。

 回復期病院への就職が決まった私は、実習の時の勢いそのまま1年目から脳に関する本と文献を読み漁りました。次第に高次脳機能障害に興味を持ち、その後も神経心理学など分野の勉強にも熱が入っていきました。知識を増やしていくことの楽しさを知ったのもこの頃ですが、知識を増やしてもなかなか患者さんの改善につながらないことを痛感していました。

 臨床2年目には、認知神経リハビリテーションのベーシックコース(高知)、アドバンスコース(神戸)、イタリアで行われるマスターコースを1年間で無我夢中で受講しました。内容には全くついていけませんでしたが、1つ強く印象に残っている事があります。それは、神戸で開催されたアドバンスコース内でイタリアの先生が講義の中で話されていた、右片麻痺と左片麻痺では訓練を分けなければならないという内容でした。今思うとこの時の講義が今の臨床の軸になっていて、高次脳機能障害をより深く理解していくきっかけでした。

 ここからは怒涛の毎日でした。

  • 3年目には、神奈川で開催されたベーシックコースでの実技指導の補助
  • 4年目には、アドバンスコースのセクションでの発表とディスカッションの経験(500人の前…緊張しました)
  • 5年目以降は、毎年ベーシックコースや学術集会での実技講師
  • そして、6年目には一冊目の執筆…

 2年目に思い切って高知まで足を運んだことが、私のセラピスト人生を変えたと思っています。

 この様な自分への投資と同時に、職場の後輩との勉強会など、一緒に勉強した仲間の存在は今でもとても大切なものになっています。私にとって認知神経リハはあくまで<きっかけ>でした。
毎日の臨床の中で、壁にぶつかり、考え、勉強してまた臨床へ戻っていく…この繰り返しが臨床を作り上げると思っています。

多くの人に出会い、共に切磋琢磨してきたことが、このオンラインサロンの開設に繋がっています。

ロジカル臨床の基本は「悩む」のではなく、「考える」!!

認知神経リハをきっかけにいろいろと勉強してきた私は、リハビリテーションそのものが様々な学問から成り立っていることに興味を持ちました。
 その中でも、

  1. 脳科学
  2. 神経心理学
  3. 運動学

の3つの学問は、私の臨床の核を担っています。これらの学問を基礎に、臨床では【悩む】のではなく、自分なりの結論を導くこと、つまりロジカルに考える】ことを大切にしています。

臨床の中で、考えて導き出された結果(仮説)をもとにして、介入(検証)していく作業が臨床には必要です。もちろんここには確かな知見に基づいたエビデンスが必要なことは言うまでもありません。これをロジカルシンキングを用いることで出来るだけ根拠がある臨床を目指しています。

 その他にも臨床では、

疾患を観るのではなく、疾患を有する「人」として観察し理解していく。
そして、その「人」に対して介入していく。

このことが非常に重要になってくると考えています。
 <脳梗塞だから>
 <骨折だから>
これらはあくまで情報の1つであり、リハビリは患者さんや利用者さんという個人と一緒に行っていくものです。その人にはその人の歴史があります。目標もあります。それらを無視してリハビリを進めることは絶対に出来ません。

 また、患者さんの個性を重んじるのと同時に、セラピストの個性を重んじることも非常に大切です。自分に合った臨床の考え方はセラピストごとに異なっていて、効率良く学んでいく為には一人一人に合った方法が必要です。つまり、どの手技や理論が優れているのかという視点ではなく、その人に合ったものはどれなのかを重要視することは、患者さんだけではなくセラピストにもあるのです。

 最新の知見、治療手技などの勉強会はあるのに、臨床そのものを学ぶ勉強会がないことが新人の頃から疑問でした。
 その臨床を学び考える場を提供することが「プロリハ研究サロン」のコンセプトです。
 勉強会で得た知識や技術を臨床に持ち込むのはセラピスト任せ・・・もし臨床に持ち込むのが苦手なセラピストだったら、勉強なんて嫌になってしまいます。ならば臨床への持ち込み方、もっと言えば臨床思考そのものの勉強する場があれば多くの人の役に立てるのでは?と考えています。