プロリハ研究サロンで学べる臨床の基礎を書いていきます!!
長文にはっていますが、辛抱強く読んでください…。
また本ページに書かれている内容で臨床を進めるためには、幅広い知識が必要になります。
その知識をいくつもの勉強会に参加せず、本サロンでたくさん学べます。
裏返せば、様々な疾患や障害をお持ちの方に対応することが出来るということです。
では実際に、どの様な考え方なのか?是非読んでください!!

一人一人の「認知の癖」にあったリハビリ

人は、今まで生きてきた【経験】から培った【記憶】をもとに、様々な認知を行います。

今見ている物は何か?
りんごは食べたらどんな味がするのか?
今食べている肉は美味しいか不味いか?
これらは全て、記憶をもとに今の感覚を脳は認知しています。

この認知は、一人一人異なる記憶と今まさに感じている刺激を比較する事が重要で、一人一人結果が変わってきます。
例えば、味の好き嫌い、タオルの柔らかさの好き嫌いなど、同じものを食べたり触ったりしても、好き嫌いが異なります。
また、「猫」という単語からイメージとして浮かぶ「猫」は黒かったり小さかったりと一人一人異なります。
これらの様に、今まで見てきた、感じてきた経験によって一人一人今の感覚を認知した結果は異なっています。

更に、この認知は思考にも大きな影響を与えていきます。
ネガティブ思考の人、ポジティブ思考の人がいるように、ある出来事に対する意味付けしていく思考は、今までの【経験(=記憶)】によって作られていきます。

これを、私は【認知の癖】と呼んでいます。

この認知の癖を捉えることで臨床は大きく変化し、今まで分からなかったことやみえなかったことが分かるように、またみえるようになってきます。

患者の認知の癖

疾病や疾病の後遺症、怪我など何かしらの問題を抱えている患者は、この認知の癖によって様々な問題が生じます。

  1. 今まで生きてきた経験に基づく、認知の癖
  2. 脳血管疾患や慢性疼痛など、脳や身体に問題が生じたことによりみられる認知の癖

この2つの癖が、混在している状態でリハビリテーションが行われます。
この認知に問題が生じている状態の代表が、高次脳機能障害です。

高次脳機能障害は、様々なことを認知していく過程に問題が生じている状態です。
空間を正確に処理できない半側空間無視、行為に必要な認知することが出来ない失行症などは、注意の運用における問題などが原因で発症前と同じように認知が出来なくなっている状態です。

よって、患者の認知を探っていき、発症後の今の脳で自分の思い通りに、また安全かつ効率的に意図通りに行為を遂行できるように認知できるようにしていく事が高次脳機能障害を有する方の臨床では求められていきます。

その観察方法は、従来の評価や検査だけでは十分ではありません。
新しい視点で観察し、情報を収集していく事が求められます。

セラピストにも【癖】がある

患者に癖があるように、セラピストにも当然癖があります。

  1. 患者を観察した時に、着眼する点
  2. 観察や評価から得られた情報から患者を分析していく思考
  3. 分析内容から訓練を考えていく思考
    などなど

この他にも、その人らしい臨床像というのは存在しています。
セラピストと患者さんについて話していると、「またその話かぁ」と思った事ありませんか?
ですが、話している本人は気付いていません。

この癖に気付かずに臨床を行っていると、改善が難しい患者さんや苦手な患者さんが存在してしまいます。
この状態で新しい知識を入れても、癖によって自分なりの解釈になり結局いつも通りの臨床になってしまいます。

このループを脱するためには、【自分の認知の癖を知った上で知識を得ていく】事が大切です。

自分の強みは何か、いつもどのような思考をしているのかを知ることで、本当に必要な知識や新しい思考が出来るようになります。
その為には、臨床についての学びと同じ志向性を持つ仲間が必要です。

私の臨床の核は、自分に合った学習です。

ぜひ一緒に自分だけの臨床を目指していきましょう!!