<行為のメロディ>
ルリアが言ったこの言葉は、失行症を有する患者さんをリハビリしていく上で非常に大切な言葉です。
私が学校で勉強した【失行症】は、櫛の使い方を間違えるといった道具使用に関することでした。
ですが実際は、道具使用はできるけど歩行がぎこちない…このような症状に出会うことがほとんどです。
このことが臨床で失行症にあまりであったことがないと勘違いしてしまう理由でもあります。
失行症は現象の理解が難しく、なかなか手を出しにくい領域になってしまっています。
そこで今回は、症例をベースとして紐解いていき失行症を理解できることを目的としています。
失行症を有する患者さんが思っていたよりも身近にいて、介入していくためには失行症を考慮しなければならないことが分かってもらえると思います。
脳卒中の患者さんのリハビリに携わっている方必見です!
※このセミナーは【基礎編】と【臨床編】の2部から構成されています。基礎編では失行症に対する理解、臨床編では失行症に対する臨床の理解の内容になっています。どちらか一方でも理解できる内容にはなっておりますが、両方出ていただいた方がより理解が深まると思います。
※両方出ていただけるかたは、臨床編を500円引きさせていただきます。
<具体的な内容>
- 失行症とはなにか?
- どんな症状があるのか?
- 評価・検査について
- 評価・検査結果の解釈について
<こんな人におススメです!>
- 優位半球損傷の患者さんのリハビリが難しい
- 失行症ってよく聞くけど実際どんな症状か知らない
- 模倣が出来ないことから何を考えれば良いのかわからない
※回復期から生活期にお勤めの理学療法士/作業療法士/言語聴覚士の方々向けの内容です。
※3年目から6年目くらいの方におススメです。
<詳細>
- 日付:12/29(水)
- 時間:21:00~22:30+質疑応答
- 定員:30名(先着順ですのでお早めにお申し込みください)
- 場所:zoomウェビナーを使用したオンライン開催
(Peatixのイベントページより入場できますが、トラブルの時のため当日までにメールアドレスへURLをお送りいたします) - 参加費:資料の【有り】【無し】で金額が異なりますのでお間違えの無いようご確認の上お申し込みください。
1,資料あり:1,500円(当日までに資料をお送りいたします)
2,資料なし:1,000円(セミナー終了後含めて、資料の配布はありませんのでご了承ください)
※本セミナーは、臨床に必要な知識や方法が内容の中心となっております。
※当日、参加出来なかった際の返金にはご対応出来かねますのでご了承の上お申し込みください。
※資料を送付後のキャンセルもご対応出来かねますのでご了承ください。
<講師紹介>
【所属】(株)ワイズ 脳梗塞リハビリセンター
プロリハ研究サロン
【略歴】
2010年 理学療法士免許取得 回復期リハビリテーション病院入職
2015年 現職
【執筆】
2016年 「臨床は、とまらない」(協同医書出版)
2020年 「傷ついた、脳の声が聞こえているか」(みらい学芸社)
2021年 「ロジカルアナリシス」(プロリハ研究サロン)
【講演/発表】高次脳機能障害や脳血管疾患に関する内容を中心に多数
- 認知神経リハビリテーション学会学術集会、ベーシックコースなど
- MARKSTAR(高次脳機能障害の紐解き方など)
- 人間再生研究会(症例検討を中心とした高次脳機能障害に関する講演)
- 神奈川県理学療法士学会学術集会、関東甲信越ブロック学術集会など