ここまで書いてきた認知の癖の捉えたり、臨床へいかしたりするためにロジカル思考を取り入れています。自分がどうしてそう思ったのか?を言語化することで誰もが納得できる思考が出来るようになります。このロジカルリハビリテーションの最大のメリットは、論文を目の前の患者さんに適した方法で活かせることです。
どうしてその論文なのか?が明確なので、自分の臨床が自己満になりません。自分がいまどんな臨床をしているのか見直すことも大切です。
患者さんに癖があるように、セラピストにも当然癖があります。
- 患者を観察した時に、着眼する点
- 観察や評価から得られた情報から患者を分析していく思考
- 分析内容から訓練を考えていく思考
などなど
この他にも、その人らしい臨床像というのは存在しています。
セラピストと患者さんについて話していると、「またその話かぁ」と思った事ありませんか?
ですが、話している本人は気付いていません。
この癖に気付かずに臨床を行っていると、改善が難しい患者さんや苦手な患者さんが存在してしまいます。
この状態で新しい知識を入れても、癖によって自分なりの解釈になり結局いつも通りの臨床になってしまいます。
このループを脱するためには、【自分の認知の癖を知った上で知識を得ていく】事が大切です。
自分の強みは何か、いつもどのような思考をしているのかを知ることで、本当に必要な知識や新しい思考が出来るようになります。
その為には、臨床についての学びと同じ志向性を持つ仲間が必要です。
私の臨床の核は、自分に適した学習です。
ぜひ一緒に自分だけの臨床を目指していきましょう!!