お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→運営者紹介)
脳卒中後遺症の高次脳機能障害で、【半側空間無視-Unilateral Spatial Neglect-】と【消去現象-extinction-】があります。これら2つは非常に似ていて、臨床上判断がつきにくい症状です。消去現象を半側空間無視の症状の1つとして考えている文献もあり、悩む方も多いと思います。
そこで本記事は、半側空間無視と消去現象を紹介し、どちらか判断するのではなくそれぞれの検査からどう手がかりを得ていくか参考になることを目的としています。知識の整理、臨床の手がかりとしてお読みください。
介入についてはこちらも合わせてご覧ください!
→半側空間無視に運動と知覚から介入する