コンセプト-何を学べる?-

コンセプト

プロリハ研究サロンで学べる臨床の基礎を書いていきます。
リハビリテーションの臨床を行うためには、幅広い知識が必要になります。その知識を<臨床>というキーワードでまとめて本サロンではセミナーを開催しています。
では実際に、どの様な考え方で行う臨床なのか?是非最後までお読みください。

一人一人の「認知の癖」にあったリハビリ

人は、今まで生きてきた【経験】から培った【記憶】をもとに、環境や自分のことを認知していきます。

  • 今見ている物は日本語だ
  • りんごは甘くて噛むとシャリっとする
  • このタオルは今まで一番ふんわりしている
  • この肉は大きい

これらは全て、今感じているものと記憶を比較することで、脳が認知した結果です。
この認知は、記憶が手掛かりになっているため一人一人結果が異なります。これは、今まで経験してきたことや覚えていることが一人一人異なっているためです。
例えば、みそ汁の味、タオルの柔らかさなど、同じものを食べたり触ったりしても、思い出す物が異なっています。また「猫」という単語からイメージとして浮かぶ「猫」は黒かったり小さかったりと一人一人異なります。
このように、今まで見てきた・感じてきた一人一人それぞれ経験によって、今の感覚を認知した結果は異なっています。

更に、この認知は思考にも大きな影響を与えていきます。ネガティブ思考の人、ポジティブ思考の人がいるように、ある出来事に対する意味付けしていく思考は、今までの【経験(=記憶)】によって作られていきます。

これらの認知の個別性を、私は【認知の癖】と呼んでいます。

この認知の癖を捉えることで臨床は大きく変化し、今まで分からなかったことが分かるようなってきます。

患者さんの認知の癖

疾患や怪我など何かしらの問題を抱えている患者さんは、この認知の癖によって様々な問題が生じます。

  1. 今まで生きてきた経験に基づく、認知の癖
  2. 脳血管疾患や慢性疼痛など、脳や身体に問題が生じたことによりみられる認知の癖

この2つの癖が、混在している状態でリハビリテーションが行われます。この認知に問題が生じた結果、高次脳機能障害が生じます。高次脳機能障害は、様々なことを認知していく過程に問題が生じている状態です。空間を正確に認知できない半側空間無視、行為に必要なことを認知出来ない失行症などです。

よって、患者さんの認知の癖を観察や評価から探っていくことがとても大切になります。
ご病気やけがをした後の<今の>脳で、安全かつ効率的に、また意図した通りに行為を遂行するために、何をどう認知いく必要があるのかを考えることが高次脳機能障害を有する患者さんの臨床では重要です。。

その観察方法は、従来の評価や検査だけでは十分ではありません。新しい視点で観察し、情報を収集していく事が求められます。

セラピストにも【癖】がある

患者に癖があるように、セラピストにも当然癖があります。

  1. 患者を観察した時に、着眼する点
  2. 観察や評価から得られた情報から患者を分析していく思考
  3. 分析内容から訓練を考えていく思考
    などなど

この他にも、その人らしい臨床像というのは存在しています。
セラピストと患者さんについて話していると、「またその話かぁ」と思った事ありませんか?
ですが、話している本人は気付いていません。

この癖に気付かずに臨床を行っていると、改善が難しい患者さんや苦手な患者さんが存在してしまいます。
この状態で新しい知識を入れても、癖によって自分なりの解釈になり結局いつも通りの臨床になってしまいます。

このループを脱するためには、【自分の認知の癖を知った上で知識を得ていく】事が大切です。

自分の強みは何か、いつもどのような思考をしているのかを知ることで、本当に必要な知識や新しい思考が出来るようになります。
その為には、臨床についての学びと同じ志向性を持つ仲間が必要です。

私の臨床の核は、自分に適した学習です。

ぜひ一緒に自分だけの臨床を目指していきましょう!!

基礎から学びたい人から臨床を高めたい人まで
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