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脳卒中シリーズ

半側空間無視(USN)のリハビリに必須のポイント

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)。 半側空間無視と空間認知はとても密接な関係ですが、稀に空間認知のみが残ってしまう患者さんがいます。これはどうしてなのか?半側空間無視と空間認知の関係からお教えします! USNは空間が認知できないことが原因 半側空間無視(unilateral spatial […]

小脳の疾患で前頭葉の機能が低下する?!

 お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)※こちらの記事はプロリハ研究サロン会員限定になっております。  脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などで小脳に疾患があると運動失調などの障害が生じます。また小脳は運動学習に深く関与したり、運動覚の処理に関与したりと様々な機能がありそれらにも問題が生じることが […]

感覚障害に対する介入のポイント

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)  私は脳卒中による感覚障害が改善していく経験を何百としてきました。これは自慢でもなんでもなく誰でも経験できることだと思っています。そのためには、他のブログでも書いている通り、観察や適切な評価・検査結果を分析して、【どうして感じないのか?】を明らか […]

伸張反射は改善できる?そもそも改善した方が良い?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)  私が担当してきている患者さんの多くは脳卒中後の後遺症に悩まされている方々で、その後遺症の中でもリハビリでよく話題にあがるのが【痙縮】です。この痙縮の主原因と言われているのが、伸張反射の異常亢進で関節を他動的に動かしたときに感じる抵抗感です。   […]

脳出血と脳梗塞の後遺症の違い

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)  脳卒中とは、脳梗塞、脳(内)出血、くも膜下出血の3つを指していてそれぞれ病態が異なります。リハビリテーションにおいては同じ後遺症に見えても改善の速度や仕方が異なっているので注意が必要です。 そこで今回は、脳出血と脳梗塞についての簡単な説明と違い […]

パントマイムと模倣って何が違うの?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 失行症の検査や症状で耳にする【パントマイム】と【模倣】ですが、何が違うかわかりにくいことが多いようです。この2つを混同させてしまうと、検査結果の解釈があやふやになってしまい患者さんの病態がぼやけてしまいます。 反対に、パントマイムと模倣を使い分けるとたくさ […]

失行症…知らないじゃすまされない!

 お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)   「麻痺が重くて手がうまく動かないみたいなんです…」 これはある患者さんのご家族が私に話してくれたことです。入院していた病院からそう説明されましたが諦められずリハビリが出来る所を探していたともお話してくれました。ですが念入りに評価/検査をして […]

見えていないけど…視覚と盲視の不思議

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。 (自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 脳血管疾患の中で、脳梗塞や脳出血においては半側空間無視や半盲など視覚障害が生じます。運動障害や感覚障害の改善にフォーカスすることが多いため、あまり注目されませんが実は視覚の問題は思っているより多いんです。その中でも盲視と呼ばれる現象は非常に難 […]

無意識で行っていた行為を再獲得するためのポイント

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) リハビリテーションは、全人間的復権を目指し病前行っていた行為を再獲得することが目的の根幹にあります。基本動作(寝返り、起き上がり、立ち上がり)、歩行、階段昇降、上肢行為など様々な行為が対象となり患者さんのニーズや文脈によって決定されます。 そのよ […]

脳卒中後の内反は改善できる(評価編)

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。 (自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 脳卒中患者さんが安全に歩行が出来ない理由の中でも「内反」は改善が難しい現象の1つです。足首が内反してしまい、床との接地面が小指側だけになり荷重が十分に行えないため歩行は不安定になってしまいます。 そんな内反ですが、実は改善できることを皆さんは […]