お読みいただいている皆さんありがとうございます。
本サロン運営者、理学療法士の唐沢彰太です。
今回は臨床で忘れやすい筋の持つ大切な役割の1つである、【感覚】について書いていきたいと思います。
筋の役割は、学生の頃に生理学や解剖学で習ったと思いますが主だったところを簡単に挙げていきたいと思います。
と感知できる内容が異なっています。
筋紡錘に関しては、筋紡錘を常に一定の張力に保つ<αーγ連環>があり、伸張反射においても重要な役割を持つなど、運動・感覚ともに大切な器官です。
ゴルジ腱器官においても、Ib抑制など、主動作筋と拮抗筋の調整を行う重要な役割があります。
これらは、筋紡錘やゴルジ腱器官が正しく感覚を受容することにより働く反射であり、運動を遂行していく上では欠かせない仕組みになっています。
更に忘れてはならないのが、運動覚における筋紡錘の重要性です。
結論から言いますと、
筋紡錘の情報が四肢の動いている知覚において、最も重要な役割を果たしていることが分かっています2)3)。
【参考文献】