①全共通
この図にあるように、まずは理学療法士・作業療法士(言語聴覚士は少し異なります)であれば共通して必要なのが、<ヒトを知る>ために必要な学問です。例えば、
- 身体構造に関する解剖学、生理学、運動学、神経学など
- 身体運動に関する脳科学、神経学、筋骨格系など
- 心理面に関する心理学、神経心理学、認知心理学など
この次にある疾患や時期によらず、この3つの人に関する学問は勉強をしていくことが望ましいと思います。
整形外科疾患だから脳科学は必要ないというわけではなく、骨折を受傷した人を知るためには脳科学が必要という視点が大切です。
②疾患別
整形外科疾患、脳血管疾患など、身体(脳を含む)の何をどんな理由で損傷(変質)したのかによって分類されます。
このような疾患によって必要な知識は異なっており、それぞれPOSTがどの疾患と関わることが多いかで勉強内容が決まります。
③時期別
臨床以外にもリハビリでは勉強していかなければならない事が多くあります。
急性期であればリスク管理、回復期であれば日常生活や家屋に関すること、生活期では福祉サービスや介護保険に関する事などです。
この様に、自分には今何が必要なのかをカテゴリーで分類して、整理していく事から始めてはいかがでしょうか?
リハビリは勉強する事がたくさんあります。
書籍などから得られる情報、現場にしかない情報、臨床の経験の中にしかない情報…
それぞれを自分なりに情報収集できる手段を確保する事が大切です。
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少しでも前に進みたい方はぜひ利用してみてください。
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