ここが健常者の人と練習することの意義にもっとも関係しています。
疾患を持っているか持っていないかはいうまでもなく大きな違いですが、人である以上身体の大まかな構造は一緒なので、触れる動かすなどの実技練習は非常に意味があります。
このことと同じくらい大切なのは、【個人差】です。
性別や年齢、体の大きさなどは身体に大きな個人差をもたらしますが、今までの経験や志向性など認知面にも大きな個人差は存在します。
これは実技の練習をたくさんしている人は経験したことがあると思いますが、四肢の動かしやすさや重さ、触れた時の緊張感などは千差万別です。
これらのことは、どれくらいの力で持てば良いのか、圧を加えても大丈夫なのか、どれくらいの速さで動かせば良いのかなどに大きく影響します。
つまり、その人にあった力加減や速さを見つけなければならないのです。
健常者でもその練習は十分に出来て、その経験はそのまま臨床でもいきてきます。
一人一人に合ったものを見つけることを、実技練習でも意識するととても良い練習になります。
いかがでしたでしょうか?
ぜひ試してみて、感想をお教えください!!