【2022年版】新社会人の理学療法士・作業療法士に知って欲しいマナー

お読みいただいている皆さんありがとうございます。理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?

もうすぐ4月ですね。新社会人として働き始める理学療法士や作業療法士の皆さんは期待と不安があると思います。私も新社会人になった時は、上司や先輩と上手くやっていけるか不安でいっぱいでした。そこで、そんな新社会人の皆さんに知っておいて欲しい【マナー】について紹介いたします。

マナー研修が無い職場が多い医療業界

新しい職場に入職すると、ほとんどの場合【新入職員研修】があります。これは病院や施設なども例外ではありません。
ですが、一般企業では当たり前の【ビジネスマナー】に関する研修が医療業界ではほとんど行われていません。そのため、メールや電話のマナーや上司とのやり取りの方法を知らないまま働いている人が多いんです。
これは、私が株式会社へ転職してから気付いたのですが、結構深刻な問題だと思っています。気付かないうちに上司に失礼な態度を取っていたり、メールを送っていたりと新入職員には悪気が無いにもかかわらず評価が下がってしまいます。

ビジネスマナーに関しては、セミナーや書籍がたくさん出ているのでぜひ参考にして頂きたいのですが、私が今の役職について100人以上の部下とやり取りする中で気になった点をここでは紹介していきます。

1.先輩と上司は全く違う

リハビリの業界は、年功序列よりも経験年数が重視されます。そのため、自分よりも先に入職していた人は全員【先輩】になります。業務について聞いたり、施術について聞いたり頼れる人たちです。
このPT・OTの軸で見た関係とは別に、組織としての関係があることを忘れてはいけません。科長や係長、主任など職場によって名称は違いますが、役職についている方がいます。新入職員の場合、まだ役職にはついていないので、全員【上司】になります。上司には、自分の直属なのかも関係するので、入職したら自分の上司は誰になるのかを確認しましょう。
上司は、自分の仕事の管理をしてくれる人です。また評価をする人にもなるので、マナーには十分な配慮が必要です。もし困った時は、先輩に聞いてみることをお勧めします。
リハビリの業界では、この【先輩】と【上司】がごっちゃになっていることが多く、知らず知らずのうちに自分の評価が下がっているなんてことが多いので気を付けましょう。

2.上司の時間を大切にしよう

役職に就くと、部下が知らない仕事をたくさん行わなければなりません。そのため、一般職の人とは仕事内容が異なり、一見何をしているのか分からないことも多々あります。
また、上司に時間を取ってもらう時は、上司への配慮が必要です。たくさんの部下をマネジメントしている人が、自分一人に割ける時間は限られています。出来るだけ時間がかからない方法で、上司とコミュニケーションすることも大切です。
電話で解決出来るなら電話が最も早い手段です。
もし電話で上手く伝える自信がなければ、メールが良いでしょう。メールは自分のタイミングで確認できるため一見最良の手段に思えますが、返信の手間を考えると、やはり電話が1番です。
あとは内容によって連絡手段を考えることも大切です。直接話した方が良い内容もあります。この辺も悩んだら先輩に聞いてみてください。

3.電話やメールにもマナーがある

皆さんは目上の人にメールを送ったことはありますか?
メールには書き方のマナーがあります。
宛名、書き出しなどを間違えてしまうと、非常に失礼なメールになってしまいます。
そもそも文字は、ニュアンスが伝わりにくく誤解を招きやすいものです。そのため、1つ1つのマナーが非常に重要になります。

○○さん
お疲れ様です。~~
よろしくお願いいたします。
○○

これが最低限のマナーです。要件は明確に、短い文章で丁寧に伝える技術が必要になります。
電話も同様です。最初は緊張するかもしれませんが、数をこなさないことには上手くならないので、怖がらずチャレンジしてください。

いかがでしょうか?
職場での悩みのほとんどが人間関係です。さらにその原因はコミュニケーションエラーから生じるものばかりなのが現状です。
社会人は印象がとても大切です。マナーをしっかり守って自分にとって働きやすい環境にするよう心がけてみてください!

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