お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)
<大脳皮質は左右にわかれている>
脳について勉強したことがある皆さんは、すでに知っている人がほとんどだと思います。左右の脳に役割がわかれていることでいろいろなことが同時に出来たり、スムーズに行為が出来たりしています。またこのことが、脳卒中後の後遺症の症状が異なったり、左下肢/右下肢どちらを骨折するかによって痛みに関する症状が異なったりしています。
ですが、脳の機能はまだまだわかっていないことが多く、日々アップデートされていて新しい情報の収集が非常に大変です。この新しい知識を臨床にいかしていくのは更に大変ですよね。
そこで今回は、研究からの知見と患者さんの症状からの情報を整理して、右半球と左半球の機能と臨床場面でいかしていく方法を紹介したいと思います。