理学療法士になって1年目からずっと思っていたことは、自分のリハビリで一人でも多くの患者さんを改善することでした。これは今でも変わっていません。
そのため、回復期で勤務していた時から今まで
患者さんを良くするためには?
を常に考えていました。そんな考えを持っている中、前の職場の同僚からある人ことを言われました。
【機能だけ見ててもじゃだめだよ】
言われたその時は、悔しいやらムカつくやらいろいろ思いました。その後もその言葉はずっと心の片隅に残っていました。
この言葉は考えれば考えるほど深い言葉です。リハビリテーションは包括的アプローチであり、患者さんの機能だけではなく生活や環境など様々なことまで考える必要があります。
また精神面や心理面も介入の対象で、がつがつ改善を求めている人ばかりではないんです。
ただ、この11年間(まだ11年ですが)改善を突き詰めてきたからこそ、この「機能だけみててもだめだよ」に対する答えをみつけられました。
それは…