私がまだ学生だった頃の実習で行った病院で、セラピストとして働かれていたPTの方にある質問をされました。
「全く運動に障害がないけれど、感覚が消失している患者さんはどんな風に動くと思う?」
まだ学生だった私は、運動に障害がないなら、感覚が消失していたとしても視覚で代償したりでほぼ普通に動けるのではないか?と。
この運動と感覚の関係性は行為や動作を考えていく上で切っても切り離せない関係です。動作を洗練していく、エラーに気付く根本は基本的には体性感覚が必須です。その感覚を、患者さんがどう使うのか?を考えていくことはリハビリテーションにとっては非常に重要であることは間違いありません。
つまり…
感覚に問題ないかどうかの先には、感覚が上手く動作に使われているのか?
を考えていくということです。
みなさんは目で見える動作や運動だけではなく、目に見えない感覚をどう考えていますか?
実は動作から感覚を観察することも出来るんですけどね…。
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