2022年介入について書いていきます!!

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。
(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?

2020年8月からブログを書き続けてきて、その数200に迫ろうとしています。そのブログにおいて私が意識して書いてきたのは【観察】と【分析】です。2021年11月にAMAZONのkindleから出版しました「ロジカルアナリシス」がそれを物語っていると思います。

そしてついに2022年、観察・分析の次【介入】について書いていこうと思っています。そこで今回は私が介入において大切にしていることを書いていきたいと思います!

介入は仮説検証の場

臨床において【介入】とは何なのでしょうか?セラピストが介入までに行ってきた仮説を検証する場でなければなりません。情報収集、観察、評価・検査、分析結果をまとめあげて患者さんの病態を予測して、介入のプログラムを立てていきます。
そのプログラムは、

「きっとこの訓練をすれば患者さんにはこんな変化がみられるはずだ」

と明確な仮説を持っていなければならないのです。そのために観察や分析で行うべきことを2021年まで書いてきました。その集大成が「ロジカルアナリシス」です。

この臨床の一連の流れをロジカルに行うことで、根拠のある臨床展開をすることを目的に私は取り組んでいます。そのため、介入においてもいかにロジカルに行っていくかが私の中ではとても大切になっています。自分の仮説は正しかったのか?予測と異なった時はどうすれば良いのか?そもそもどうやって検証すれば論理的になるのか?などを考えながら介入しています。

介入しながら観察と分析を行っていく

介入の確からしさを証明していくためにも、また臨床をいかにスムーズに展開していくためにも介入中の観察と分析は非常に重要です。つまり、訓練を行いながら患者さんを観察し、質問しながら回答を分析し、患者さんの身体の変化をモニタリングしていく必要があります。

最初は訓練を行うことに必死になってしまい難しいかもしれません。ですが、観察と分析また訓練をたくさん行って慣れていくと、自然と出来るようになっていきます。もちろん初めから自分が目指す臨床を明確にしておかないと出来るようにはならないので注意が必要です。

例えば、回復期で安定した歩行獲得と目標にリハビリをしている大腿骨頸部骨折の高齢者の方の介入を思い浮かべてください。プログラムとして筋力トレーニングが初めに浮かぶ方が多いと思います。ですが、そのプログラムは観察から分析までの情報から十分に吟味されているでしょうか?その方にとって安定した歩行の獲得に最も必要な要素は本当に筋力でしょうか?なぜその介入をしたのか?の回答が論文に書いてあったでは、主役である患者さんが抜け落ちてしまっていますなぜその論文を取り入れたのか、なぜ適切だと思ったのかをロジカルに説明出来なければ、いつまでも自信を持って介入出来ません。

私はこの目の前の患者さんだからこそのポイントに介入していかなければ、この先リハビリは衰退していくと考えています。そのため、一人一人のセラピストが一人一人の患者さんのために考えに考え抜いて介入していくことが大切で、その方法としてロジカルリハビリがあると良いなと思っています。

第5回オンラインセミナー

2022年1月31日の夜に第5回オンラインセミナーを開催いたします!

テーマは【失行症のリハビリテーション-臨床編-】です。
今回のセミナーは【基礎編】と【臨床編】の2部構成のうち第2回目となります!
臨床編のみの参加でも十分臨床にいかせる内容になっています。
もし「基礎編も見たい!」という方がいましたら、アーカイブ視聴券がセットになったチケットも販売していますので是非ご検討ください!!
高次脳機能障害に興味のある方は必見です!

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