筋は、神経によって活動します。この神経は大きく分けて2つあります。
- 脳から脊髄についている運動神経
- 脊髄から筋についている神経
これらが正しく働くことで、目的に合った運動を行うことが出来ます。
筋収縮に関わる神経ですが、発火様式(神経の活動方法)によって筋出力を決定しています。
詳細は専門書(生理学)を参考にして頂きたいですが、この発火様式は3つあります。
- リクルートメント
- シンクロナイゼーション
- レートコーディング
発火させる運動単位をコントロールしたり、発火の頻度をコントロールしたりと、様々な方法になっています。(上にある【筋トレのポイント】のブログに詳しく書いています!)
またこれらとは別に、筋出力は目的に応じてコントロールされています。
例えば、食パンを持つときの力とフランスパンを持つときの力では、食パンの方が優しく繊細にもつことが求められます。
つまり、視覚によってこれから何に働きかけるのかを認識することで、力をある程度決定していることになります。
このように、今から行う動作/行為に必要な力は、脳と脊髄のコンビネーションによって決定づけられています。