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基礎シリーズ

錐体路と皮質脊髄路を整理しよう

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(詳しくはこちら → 唐沢彰太ってだれ?)脳や神経の勉強をしていると、錐体路と皮質脊髄路は必ずと言って良いほど耳にする名前です。ですが、この2つって何が違うの?と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。そこで、この<錐体路>と<皮質脊髄路>それぞれを簡単に説明し、整理していきたいと思います。 錐体 […]

筋トレのポイント

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 身体の運動がポイントのリハビリテーション(以下、リハビリ)特に理学療法では、筋力が足りているかを評価し、足りていなければ筋力トレーニングを実施していきます。 ですが、筋力トレーニングって意外な落とし穴があるって知ってましたか? そこで今回は、リハビリで筋トレを取り入れている […]

理学療法士・作業療法士なら知っておきたいワード【最近接領域】

 お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 皆さんはヴィゴツキーが提案した【発達の最近接領域】をご存知でしょうか?学習が大切なリハビリテーションでは、この最近接領域の考え方は非常に役に立ちます。特に患者さん一人一人にプログラムを立案していく時には、どの基準で患者さんに合っているのかを考え […]

筋出力は予測によってコントロールされる!-重量覚から考える-

 お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)  先日靴屋さんに行って靴を選んでいる時に、良い靴が見つかり手に取ると「軽い!!」と感動しました。またキッチン用品を売っているお店で欲しかった鍋を見つけて手に取ると「重い…」と感じた事もあります。この「軽い!」や「重い…」と感じるには物を実際に持 […]

関節可動域制限―ROM制限―を整理しよう!

 お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)  リハビリテーションを受けている患者さんのほとんどが、関節は違えど関節可動域(range of motion; 以下,ROM)制限を有していて介入においても可動域を拡大していくプログラムは必ずと言って良いほど組み込まれています。もちろんROMが […]

関節運動に注意するだけで緊張が変わる?

 お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)  脳血管疾患では、患者さんの関節を他動的に動かしたときに抵抗を感じることがあります。これは伸張反射の異常亢進によるもの(詳しく知りたい方はこちらも合わせてご覧ください!⇨)なのですが、関節を動かすごとにこの反射が出現してしまうと行為に悪影響が生 […]

解剖学と運動学は映像で覚えよう

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)  学生の一年生の時の解剖学の授業で、本に描かれていた骨や筋を模写した記憶があります。絵をかいて名称を書いて…それをひたすら繰り返していましたがまだ1年生だった私はただただ授業の一環として行っていただけでした。ですが今思うと、解剖学を絵で覚えていく […]

片脚立位が出来ても歩行は安定しない…かも

お読みいただいている皆さんありがとうございます。本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 歩行獲得のためにはバランス能力が非常に大切です。そのため、FBS(ファンクショナルバランススケール)などの評価を行いバランス能力を数値化することが臨床上重要です。ですが、歩行の安定性と片脚立位の安定性は直結しないこともあります。  そこで今回は、片脚立位と […]

スムーズに行為をおこなうために-運動と行為の違いから-

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) スムーズに歩くスムーズに文字を書く 人は、様々な行為をスムーズに行うことが出来ます。リハビリテーションの目的においてもぎこちない状態からスムーズにできるように介入することも少なくありません。そもそも人はどうしてスムーズに動くことが出来るのでしょう […]

手と目の協調とは?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 視覚と手の行為は強いつながりを持っています。針の穴に糸を通す、文字を書く、洗い物をする…目でしっかり見ながら行うことで高い精度を実現しているのは言うまでもありません。手に限らず足でも目との協調は重要で、ボールを蹴るなど限定された行為では視覚は必須 […]