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唐沢 彰太

今年最後の症例検討会の案内です

今年も残すところあと数日…そろそろ仕事納めの人も多いのではないでしょうか? そこで、今年最後の症例検討会を12/28(木)の20:00から開催いたします! ご参加は下のボタンから会員限定コンテンツのページへ移動した先に、zoomへの参加ボタンがありますのでそちらからお願いいたします。 https://prorehastudysalon.com/create-account/

予後の説明ってとても大切

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 私は以前回復期の病院に勤務していました。その頃に感じたことなのですが、大腿骨頸部骨折の手術を行った病院によって全く予後が異なっていました。痛みの残り方が全く違ったんです。 その経験から、予後に関する説明の大切さについて学んだことを書いていきたいと […]

「触れること」と「触れられること」

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) リハビリテーション(以下:リハビリ)では、患者さんに触れることで様々な介入を可能にしています。同時に、患者さんは触れられることで様々なことを考えたり知ったりしていきます。この触れると触れられるは同時に行われていることもあり、理学療法士や作業療法士 […]

どこからが身体失認?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 脳血管疾患など脳の疾患で、右半球を損傷した時にみられる身体失認。皆さんは担当されたことありますでしょうか?麻痺側の身体を認識出来なくなる病態ですが、感覚障害や同じく右半球損傷で多くみられる半側空間無視とこんがらがってしまう人も少なくないと思います […]

表象-representation-ってなに?(リハビリ)

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 皆さんは【表象】という言葉を聞いたことがありますか?認知神経リハビリテーションではよく耳にする用語ですが、リハビリでは一般的な用語ではありません。 ではなぜ表象がリハビリに必要なのでしょうか?今回は表象についてリハビリの視点から書いていきたいと思 […]

運動にはイメージが必ず先行する【臨床編】

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太について) イメージが鮮明なほど行為は洗練化される 前回の基礎編で、運動に先行するイメージがどういうものなのかについて書きました。その中で、イメージが鮮明に行えるほど行為は洗練化されていくことがお分かりいただけたと思います。 このように運動に先行するイメージ […]

運動にはイメージが必ず先行する【基礎編】

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 運動にはイメージが必ず先行する 認知神経リハビリテーションを勉強している人なら必ずと言って良いほど耳にするこの有名な言葉は、【運動】に対する私の価値観を変えました。この言葉と同じように、 <イメージが出来ない運動は行うことが出来ない> <経験した […]

失行症のリハビリテーション

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→運営者紹介) 運動障害も感覚障害もないのに、意図した行為をスムーズかつ効率的に行うことが出来ない。失行症はそんな現象を引き起こす症状の総称です。教科書にの載っているような「歯ブラシで髪を梳かしてしまう」「手で狐を作ったものを模倣できない」は一部でしかありません。 近 […]

筋力トレーニングと運動学習は別?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) リハビリテーション(以下、リハビリ)の臨床の中で組まれるプログラムには、筋力トレーニング(以下、筋トレ)がほぼ入っています。実際、私が学生の頃の実習から新人まで筋力トレーニングは<積極的>に行っていました。この時の筋トレは、単関節の運動やキッキン […]

予後予測について考えてみよう

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→運営者紹介) 担当の患者さんはどこまで改善するんだろう? リハビリテーションにおいて患者さんの改善可能性を考えて行くことは必須で、患者さんの今後の人生を大きく左右することです。そこで今回は予後予測を行っていく上でのポイントと注意点を捉えつつ、考えていきたいと思います。 […]