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2022年3月

錐体路と皮質脊髄路を整理しよう

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(詳しくはこちら → 唐沢彰太ってだれ?)脳や神経の勉強をしていると、錐体路と皮質脊髄路は必ずと言って良いほど耳にする名前です。ですが、この2つって何が違うの?と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。そこで、この<錐体路>と<皮質脊髄路>それぞれを簡単に説明し、整理していきたいと思います。 錐体 […]

セラピストになった人、初めての先輩になった人へ

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 プロリハ研究サロンを運営している、理学療法士の唐沢彰太です。 新社会人の皆さんおめでとうございます。また新しく後輩が出来た方も育成頑張ってください。そこで今回は、私の後輩育成の心得について書いていきたいと思います。 後輩育成のために、どんな先輩がいたら嬉しいかイメージする 私がまだ理学療法士として働き始めて間もない頃、職場にはたくさんの先輩がいまし […]

【2022年版】新社会人の理学療法士・作業療法士に知って欲しいマナー

お読みいただいている皆さんありがとうございます。理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) もうすぐ4月ですね。新社会人として働き始める理学療法士や作業療法士の皆さんは期待と不安があると思います。私も新社会人になった時は、上司や先輩と上手くやっていけるか不安でいっぱいでした。そこで、そんな新社会人の皆さんに知っておいて欲しい【マナー】について紹介いたします。 マナー研修が […]

何から勉強したら良いか分からない…悩んだときはこの本!PT・OTおススメ6選(リハビリ)

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロン、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 理学療法士(PT)、作業療法士(OT)として働いていると分からないことばかり…勉強しないといけないのはわかっているけど何から手を付けたら良いのかわからない…そんな人多いと思います。 そんな人のために、これを勉強すれば役立つこと間違いなし!PT・OTなら知っていて […]

運動・動作・行為を使い分ける!!

お読みいただいている皆さんありがとうございます。理学療法士の唐沢彰太です。 リハビリテーションの専門家として言葉を正しく理解して使用することはとても大切です。臨床の中ではもちろん、多職種での連携が大切なリハビリではその面においても重要です。 その中でも、【運動・動作・行為】の3つは、似ている言葉ですが、実は全く意味が違うんです。 これら3つを意識的に使い分けることで、頭が整理されて、リハビリがスム […]

臨床は【仮説】と【検証】

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) リハビリテーション(以下、リハビリ)の臨床現場では、日々いろいろな症状をお持ちの患者さんと出会います。メジャーな症状から初めて出会う症状までさまざまですが、どれも患者さんによってその原因が異なっているのがほんとのところです。そのため、臨床では観察や評価、検査結果から導き出し […]

要素還元的(機械論的)とシステムの考え方

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 時計を分解すると何百というパーツになります。もし時計が壊れたら、故障の原因となるパーツを新しいものに取り換えればまた壊れる前と<同じ時計>に元に戻ります。これは機械だからで人が対象のリハビリでは、当てはまらないんです。 ですが、【動かせないから筋 […]

筋トレのポイント

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 身体の運動がポイントのリハビリテーション(以下、リハビリ)特に理学療法では、筋力が足りているかを評価し、足りていなければ筋力トレーニングを実施していきます。 ですが、筋力トレーニングって意外な落とし穴があるって知ってましたか? そこで今回は、リハビリで筋トレを取り入れている […]

非麻痺側は健側ではない?!

 お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 左大腿骨頸部骨折では、右下肢を【健側】といい左下肢を【患側】といいます。これは健康な方と怪我した方で表していてわかりやすいですし、実際に臨床場面でも使われています。一方、脳卒中などで片麻痺になった場合に、左半球損傷では右側を【麻痺側】といい、左 […]

半側空間無視へ運動と感覚から介入する④【身体失認と見分ける】

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)  今回はUSNシリーズ第4回目です。本シリーズは、USNを 一側を見ることが出来ない 動けない 感じない などの単純な病態ではなく、運動と感覚を考慮してリハビリをしていくことを目的としています。今回は身体空間の無視と身体失認を分けて考えて介入していく方法を書いていきます。 […]