YEAR

2022年

予測なしで動くのは大変…?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 人は運動しながらいろいろなことを感じ、また感じるために動いて生きています。行為を行っていくためにはなくてはならないこのサイクルは、日々の生活でも実感できものです。 例えば、 シャンプーがあとどれくらい残っているのかを確かめるためにボトルを持つ ベッドを買うときに […]

注意の分配性って間違えやすい。大丈夫…??

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 先日オンラインサロンのメンバーで症例検討を行っているなかで<注意機能>の話題になりました。昨日書いたブログにも書きましたが(注意障害には注意が必要?!)、注意機能には様々な種類があります。 その中で昨日話題にあがったのが、<注意の分配性>に関することでした。 注 […]

生活期におけるリハビリの今後

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 今回はいつもとちょっと違うテイストのお話です。私は今、生活期のリハビリ領域で働いているのですが、診療報酬がどんどん減額されていく中で、急性期や回復期でのリハビリが十分に行われなくなってきているのを、ひしひしと感じています。そんな中、ここ数年で大きく変わってきてい […]

直接訓練と間接訓練のメリット・デメリット

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 臨床での訓練で、下肢に介入していたのに体幹に効果がみられるなんて経験ありませんか?人の体は姿勢によって、関わってくる身体部位が変わってきて、座位や立位では全身が関与してきます。そこで本記事では、問題がみられる身体部位や動き以外に介入して改善を目指す【間接訓練】と […]

消去現象と半側空間無視の違いと共通点

お読みいただいている皆さん、ありがとうございます。 脳卒中後遺症の高次脳機能障害で、【半側空間無視-Unilateral Spatial Neglect-】と【消去現象-extinction-】があります。 これら2つの症状は非常に似ており、臨床上判断がつきにくい症状です。消去現象を半側空間無視の症状の1つとして考えている文献もあり、悩む方も多いと思います。 そこで本記事では半側空間無視と消去現象 […]

注意障害には注意が必要?!

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)。 <注意障害>は臨床現場では毎日のように聞く言葉です。実際、脳血管疾患の患者さんでは非常に高い割合で注意に関する能力が低下しています。ですが、この注意障害に頻繁にあうこと、病態が一見単純に見えることから安易に「患者さん注意障害あるよね」と言ってしまいがちで […]

そもそも認知ってなに?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) リハビリテーション(以下リハビリ)に携わっていると、認知という言葉に頻繁に触れると思います。 例えば<身体認知>や<空間認知>などのように<○○認知>は皆さんもよく聞くのではないでしょうか?また【認知症】のように疾患名になっていたりもします。 このように […]

運動と感覚と記憶と学習と

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)です。 リハビリを行っていると、患者さんに覚えて欲しいことと出来るようになって欲しいことがあります。 例えば、起き上がる時に麻痺側上肢をお腹の上においてから起き上がって欲しいときに、動作手順を覚えてもらうための介入を行います。 この時、患者さんは <記憶すれ […]

触覚ってどこまで評価すれば良いの?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)です。 脳血管疾患だけではなく、骨折などによっても問題が生じる触覚ですが、その評価方法は意外と多く「これ!」というものが見つかりにくいんです。 そこで今回は、触覚の行為の中での役割ひょうかをを考えて、触覚で「ここだけはおさえたい」評価を整理していきたいと思い […]

動作分析が苦手なのは○○が原因?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 患者さんの動作を改善することを目標とするリハビリテーションでは、患者さんが今どう動いているのか?を分析することはとても大切です。 ですが、私が今まで出会った理学療法士や作業療法士(PT/OT)の方々には、この動作を分析することが苦手な人が多かったんです。 その人 […]