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一般公開ブログ

学習と再学習からリハビリを考える

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 行為の獲得が目標になるリハビリテーションにおいて、学習はかかせません。その学習ですが、リハビリではそのほとんどが【再学習】によって行われます。つまり、1度学習したことを再度学習することがほとんどです。 起き上がりや立ち上がりなどの基本動作は、脳卒 […]

PT・OT・STへおすすめの勉強会サイト

お読みいただいている皆さんありがとうございます。理学療法士の唐沢彰太です。 リハビリテーションの領域で働く、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)は、日々新しい情報を入手する必要があります。ですがやみくもに知識を付けるために勉強会に参加したり、本を読んでもなかなかうまくいきません。 そこで今回は、PT・OT・STの皆さんが臨床にすぐいかせるためにはどんな勉強会に出れば良いのかを […]

脳卒中後の内反と本人の気付き

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?運営者情報) 脳卒中後に見られる様々な現象の中でも、動作/行為を大きく阻害する1つが<内反>と呼ばれている現象です。内反は、足関節を母指側から背屈方向に動かす運動のことで、脳卒中後を中心とした疾患では、この足関節の運動である内反が意図せず出現してしまいます。 この内 […]

臨床で試行錯誤していきたい人のために

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?運営者情報) リハビリの臨床では、目の前の患者さんに最適の介入を見つけるために試行錯誤を繰り返していく必要があります。試行錯誤していくためには、仮説を立て、検証していかなければなりません。 そこで今回は、リハビリの臨床における試行錯誤の方法を、仮説を立てること、その […]

生活期におけるリハビリの今後

お読みいただいている皆さんありがとうございます。プロリハ研究サロンの理学療法士、唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) 今回はいつもとちょっと違うテイストのお話です。私は今、生活期のリハビリ領域で働いているのですが、診療報酬がどんどん減額されていく中で、急性期や回復期でのリハビリが十分に行われなくなってきているのを、ひしひしと感じています。そんな中、ここ数年で大きく変わってきてい […]

消去現象と半側空間無視の違いと共通点

脳卒中後遺症の高次脳機能障害で、【半側空間無視-Unilateral Spatial Neglect-】と【消去現象-extinction-】があります。 これら2つの症状は非常に似ており、臨床上判断がつきにくい症状です。消去現象を半側空間無視の症状の1つとして考えている文献もあり、悩む方も多いと思います。 そこで本記事では半側空間無視と消去現象を紹介したあと、それぞれの検査からどう手がかりを得て […]

注意障害には注意が必要?!

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)。 <注意障害>は臨床現場では毎日のように聞く言葉です。実際、脳血管疾患の患者さんでは非常に高い割合で注意に関する能力が低下しています。ですが、この注意障害に頻繁にあうこと、病態が一見単純に見えることから安易に「患者さん注意障害あるよね」と言ってしまいがちで […]

そもそも認知ってなに?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です。(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?) リハビリテーション(以下リハビリ)に携わっていると、認知という言葉に頻繁に触れると思います。 例えば<身体認知>や<空間認知>などのように<○○認知>は皆さんもよく聞くのではないでしょうか?また【認知症】のように疾患名になっていたりもします。 このように […]

運動と感覚と記憶と学習と

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)です。 リハビリを行っていると、患者さんに覚えて欲しいことと出来るようになって欲しいことがあります。 例えば、起き上がる時に麻痺側上肢をお腹の上においてから起き上がって欲しいときに、動作手順を覚えてもらうための介入を行います。 この時、患者さんは <記憶すれ […]

触覚ってどこまで評価すれば良いの?

お読みいただいている皆さんありがとうございます。 本サロンを運営しています、理学療法士の唐沢彰太です(自己紹介はこちらから→唐沢彰太って誰?)です。 脳血管疾患だけではなく、骨折などによっても問題が生じる触覚ですが、その評価方法は意外と多く「これ!」というものが見つかりにくいんです。 そこで今回は、触覚の行為の中での役割ひょうかをを考えて、触覚で「ここだけはおさえたい」評価を整理していきたいと思い […]